お腹ぽっこりの原因は納豆にあった!? 　低FODMAP食事法のすすめ

こんにちは。ハルです。

「健康法」に目がない私ですが、最近これといって試してみたい情報に出会えていませんでした。

そんな中で、「もっと早く読めば良かった！」と久しぶりに感じたおすすめ健康本を紹介します。

ずばり、その題名は

【なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる！世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法】江田証(著)です。

健康本にハマる、きっかけになったかも！

なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる！世界が認めた低FODMAP（フォドマップ）食事法 [ 江田証 ]

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ぽっこりお腹の原因は？悩みのはじまり

みなさんの中には、

「健康的な食生活をしているのに、食後に下腹がぽっこり張って苦しい。」
「納豆やキムチが体に良いと聞いてたくさん食べているけれど、なぜか下痢や便秘が解消されない。」

と悩んでいる方はいませんか？

実は私も、その悩みを数年抱えていたのです。

５年ほど前に逆流性食道炎を発症してから、胸焼けやげっぷ、のどのつかえ、吐き気の症状に悩むように。

幸いなことに炎症は比較的軽かったので、現在は定期的な検査と処方薬にて対応中です。

その後、もともとジャンクフードや高脂肪過多な食生活はしていませんでしたが、野菜多めを心がけ、発酵食品など、TVや雑誌などで”体に良い”とされている食品を積極的に取るようにしてきました。

そんな中、気になったのは逆流性食道炎の症状以外にも下腹の膨満感で度々苦しんでいたことです。

甘いものや脂っこいものを食べていないのに、なぜか下腹が張り、苦しくなる時がある。

納豆やキムチを朝、晩食べたら、なぜか臭いおならが止まらない。

医師に相談をしても、逆流性食道炎の一つの症状だと真剣に聞いてはもらえませんでした。実際に、胃カメラや大腸検査をしても重大な問題は見つからなかったので当然かもしれません。

まあ、薬を飲めば楽になるし、毎日起こる症状ではないので気楽に考えよう。

となるべく深刻に考えないようにしました。ようは、これ以上何をしたら良いのか、わからなかったから。

半分あきらめかけた時に偶然手に取ったこの本のおかげで、今までお腹の不調で悩んでも解決されない、もやもやしていた胸のつかえがストンと取れたのです。

気になる本の中身は？お腹の不調の原因は「あの食べ物」だった！

食物繊維やオリゴ糖の多い食品を食べると、お腹に不調のある人の腸の中では、腸内細菌が過度に働いて過剰な発行が起こり、過剰な代謝産物（短鎖脂肪酸）が作られることで大腸内が酸性になって麻痺してしまうため、さらなるお腹の痛みが生じてしまう。

【なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる！世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法】江田証(著)より引用

つまり、一般に「腸に良い」とされている食べ物こそ、人によっては注意が必要とのこと。

体に良いとされている納豆やキムチを「努力して」たくさん食べていたのが、実はお腹にとっては逆効果の可能性があったのです！

ちまたでは納豆、キムチ賛美の情報ばかりだったので、この情報は私にとって驚きでした。

FODMAPとは

FODMAPは炭水化物に含まれる、過敏性腸症候群などのおなかの不良を引き起こすと考えられている”特定の糖質”の総称。これらの糖質を含む食品をとると、腸の運動が過敏になり、ガスが増える。食べ物に含まれる”４つの糖質”を総称してFODMAP（フォドマップ）と呼ばれる。

【なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる！世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法】江田証(著)より引用

※以下【なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる！世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法】江田証(著)より参考

Fermentable(発酵性のある糖質)
Oligosaccharides(オリゴ糖)・・・ひよこ豆、小麦、タマネギなどに含まれる
Disaccharides(二糖類)・・・牛乳、ヨーグルトなどに含まれる
Monosaccharides(単糖類)・・・果実、蜂蜜などにふくまれる糖の一種
And
Polyols(ポリホール)・・・マッシュルームやカリフラワーなどに含まれる

FODMAPが悪影響を与える流れ

小腸で吸収できない糖質(FODMAP)の濃度が濃くなりすぎると、その濃度を薄めようとして、からだは小腸に大量の水分を引き込む
小腸が水浸しの状態になり、お腹がごろごろし痛くなる
さらに大腸にも悪影響
小腸で吸収できなかった糖質が大腸に届くと富栄養化が起こり、異常な発酵が生じる
ガスの大量発生

この様にして、お腹の不調の原因になるというのです。

低FODMAP食事法のすすめ

低FODMAP食は科学的な根拠を持つ、世界で初めての食事プログラム。2013年にはローマ財団でのこの食事法が最も安全かつ有効性の高い治療法として推奨されている。

お腹の調子がすぐれない人以外にも、過敏性腸症候群、ガスの多さに悩んでいる人、潰瘍性大腸炎、クローン病、逆流性食堂炎の治療にも応用されている。

【なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる！世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法】江田証(著)より引用

お腹の調子を崩す原因となっているこの４つの糖質を制限した食事が低FODMAP食。

難しい場合は意識してFODMAPの高い食品の摂取を減らすだけでも症状が改善するとのこと。