こんにちは、ハルです。
「事前準備」情報を集めた「前編」の続き、今回は「ブナの路コース」を紹介している「後編」です。
事前準備をきちんとして、スムーズに「檜原 都民の森」まで来れたら、いよいよハイキング開始!
心ゆくまで大自然を満喫しましょう。
この記事の内容
いざ!三頭山「檜原 都民の森」へ
「檜原 都民の森」入口
「檜原 都民の森の入口」。私たちはバイクを利用し、ここまで来ました。
入口を入るとすぐにバス停があります。
バスの時刻表も貼ってありました。ここまでバスで来る場合は時刻や運休期間など事前確認は必須。
入口すぐ近くにある、ハイキングコースの看板。
今回は「三頭山」に最短でいける「ブナの路コース」を選択。
ハイキングコースマップはパンプレットでも確認できます。(入口売店付近にあり。)
入口左側に売店があり、ソフトクリームや特製カレーパン、だんご等が売っていました。
このように、手作り野菜が売られている時も。
はじめから誘惑が多いですが、本日は甘い誘いにのらずに出発です。
スタート 森林館まで
「檜原都民の森」全てのハイキングコースの入口。
この辺りの路は舗装されていて歩きやすい。はじめから坂になっています。
坂を登ってゆきます。右手には小さな小川。
さらに進むと右手に「しゅらの橋」。ところどころに看板があり、簡単に情報を得られます。
奥にトンネルが見えますが、その上に屋根が見える建物が「森林館」。今回はこのまま進みます。
木材工芸センターから鞘口峠まで
さらに進むと「木材工芸センター」。
分かれ道になっていて、右側に進むと「生活の森外周コース」という別のハイキングコースへ。「ブナの路コース」へは左側を登ってゆきます。
「熊の目撃情報がありました!」との看板。
エーッツ!ちょっとびっくりしますね。それだけ自然が豊かな場所ということでしょうか。
気がつくと、舗装道路ではなく土の登山道へと変わっていました。
それでも、このあたりはまだ歩きやすい。石の階段を登ります。
さっそく休憩所がありました。このあたりは「スポーツ歩道入口」らしく標高は1115m。
まだ歩き始めたばかりなので、休憩はせずにずんずん進みます。
「鞘口峠」に到着。ちょっとわかりにくいですが、道標の下に「鞘口峠」と表示あり。
次は「展望台」まで。ちょっと距離があります。
ブナの路を通り、展望台まで
この先はブナの路。ここから本格的な登りが始まる感じ。
登り道も長くは続かず、このような平坦な道もあり、さほど辛さは感じません。
途中で木のベンチがありました。ここでちょっと休憩。
標高が高いので、真夏でも涼しい。
ブナの路コースでの出会い
銀竜草(ギンリョウソウ)。真っ白な色で光合成をしない腐生植物。そのお化けのような姿から別名「ユウレイタケ」。
初めて出会いました!白くて小さくて、儚げ。よく見ないと気がつかなかったかも。
その隣は都民の森で一番大きいモミの木(高さ30m・幹周り4.5m)。モミの木は三頭大滝近くにあります。
手よりも大きい落ち葉や、木の根を覆う鮮やかな苔も美しい。
よく見ると木の「かたち」には面白いものもたくさん。力強い動きのある「かたち」に魅了されます。
途中、分かれ道が出現。今回は右手の「登山道」を歩きました。もちろん「ブナの路」をそのまま進んでも頂上には行けます。
周り道の「登山道」は足場が悪いので、気をつけて。
大きな岩と木の根の間を気をつけながら、ゆっくりと登ります。
三頭山の山頂まで、あと少し。
東峰の方に進みます。
あと少しかな。もう少し登りが続く。
「展望台」から三頭山東峰、中央峰、西峰へ
「展望台」に到着。
「わあっ!」と思わず声が出るほど、きれいな眺め。
見晴らしがよく、御前山や大岳山などを望むことができます。
三頭山「東峰」に到着。「展望台」からすぐ近く。
そして、「東峰」からすぐ近くに「中央峰」も。
「中央峰」の近くにベンチとテーブルがあったので、景色は見えないけれど、ここでお昼ご飯を食べることに。
家から持ってきたおにぎりとお味噌汁。シンプルな食事なれど、疲れた身体に染み渡る美味しさです。
お味噌汁はいつも「サーモススープジャー」に入れて持ってきているのですが、保温性が高く、登山時にも大活躍で本当にオススメ。
お腹がいっぱいになったところで、少し下り、三頭山「西峰」を目指します。
三頭山「西峰」へ到着。
展望が開けていて、そこから「富士山」が見えました!
富士山の美しい姿にため息がでます。ここでも木のベンチに座って、休憩しながら素晴らしい景色を満喫。
お弁当は、「西峰」で食べても良かったかも。
下山開始〜ムシカリ峠まで
富士山の姿を十分に満喫したら、下山開始。
ムシカリ峠まで下ってきました。
ここから三頭大滝方面に進みます。滝まで約30分ほど。
沢沿いのブナの路
しばらく下って行くと、やがて沢沿いを進むことに。
沢の水量もだんだん多くなり、それに合わせてせせらぐ音もにぎやかに。
沢の水の透明度は高く、せせらぎも心地よい。石の橋?を左右に渡りながら進む道に心躍ります。
三頭大滝へ
気持ちのよい沢を楽しみながら下っていき、木橋を渡ります。
「大滝休憩小屋」に到着。ここにはベンチとトイレがあります。
ここから「三頭大滝」はすぐそこ。
「滝見橋」に到着。
吊り橋から「三頭大滝」を見ることができます。35mもの高さがあるので圧巻。
檜原村には、この他にも50を超える滝があり、ハイキングとして「滝めぐり」も癒されますよ。
大滝の路 森林セラピーロード
「三頭大滝」でマイナスイオンを十分に浴びたら、「大滝の路」森林セラピーロードと呼ばれるウッドチップを敷き詰めたフカフカの道を進みます。
ウッドチップの香りも楽しんで。
途中、展望良好な場所がありました。
山からの展望は何度見ても飽きません。山の鮮やかな緑と空の色とのコントラストは絶妙。
木の階段を下れば、「都民の森入口」(ゴール)はすぐそこ。
来た道を今度は下って行きます。
ゴール
「都民の森入口」の売店付近で一休み。日も少し陰ってきました。
美味しい空気ときれいな景色、沢のせせらぎに小鳥の鳴き声…。と大自然に癒された一日。
身体とこころが満たされ、充電完了です。
「後編」まとめ
「ブナの路」コース おおよそのタイムライン
スタートからゴールまで、昼休憩時間も全部入れたら【約4時間40分】
おすすめポイント【ブナの路コース】では、「三頭山 西峰」でお弁当を食べるのがオススメ。
天気が良いと富士山の望みながら、休憩ができます。
「檜原 都民の森」での「ブナの路コース」は、たくさんの出会いがあるハイキングコースでした。
はじめはブナを中心とした森林浴を楽しみ、頂上では富士山、大岳山なども見える絶景。帰りは沢の流れとせせらぎで癒され、最後に迫力ある大滝。
手軽なコースだけれど、見所が多く飽きのこない場所なので、これから登山を始めたい方にも自信を持ってオススメできます。
この週末にでも、大自然からパワーをもらいに「檜原都民の森」三頭山に登ってみませんか?
それでは、今日もすてきな一日を。
【前編】の記事はこちらから。
【三頭山】「檜原 都民の森」都内で唯一ブナの原生林が残る山でハイキング(前編)