【高尾山で夕方から夜間登山】第二弾 6号路コース 自然と夜景満喫でおすすめ!

高尾山6号路の飛び石の道を登っている男性

こんにちは、ハルです。

 

高尾山で夕方から夜間登山第二弾、行ってきました!

前回は、1号路メインで登ったのですが、今回は登りは6号路、下りは1号路コース。

 

同じ高尾山とは思えない、雰囲気が全く異なったコースで、人も少なく自然を満喫できました。

暑すぎる夏だからこそ、そして設備が行き届いている「高尾山」だからこそ、初心者でも楽しめる「夕方からの夜間登山」。

本当は教えたく無いけれど、おすすめしちゃいます!

 

人が少ないから、静かに自然を楽しめます。

 

第一弾はこちらから

高尾山からの夜景【初心者OK】夏の高尾山で夜間登山 夜景もキレイでおすすめ!

 

高尾山 事前準備編

事前情報

高尾山の基本情報・持ちもの・服装は前回とほぼ同じ。唯一違うのは「靴」。

今回登った6号路は、前回登った1号路と異なり、アスファルトの道ではなく、石やぬかるみも多いとのことから「登山靴」を履いて登りました。

 

コース

登りは「森と水」6号路 下りは安全な1号路

  • スタート➡①6号路➡②6号路登山道入口➡③びわ滝への分かれ道 今回は立ち寄らず➡④大山橋の先で休憩➡⑤とび石の道➡⑥木の階段から5号路を経て頂上へ➡⑦頂上到着➡⑧頂上から1号路で下山➡ゴール

前回は、初めての「夕方〜夜間登山」だったので、ほぼ1号路メインで登りました。

前回の経験から頂上までは日が出ていることを確認できたので、今回は登りは若干難易度が上がる、「森と水」がテーマの「びわ滝コース」6号路 全長3.3km を選択。

 

参考 登山コース高尾登山電鉄

 

6号路はどんなコースか楽しみだね!

いざ!高尾山 夜間登山へ

今回も、まずは早めの夕食【栄茶屋 本店】へ

高尾山口駅の外観

【16:26】京王線高尾山口駅には日曜日午後16:26分頃に到着。前回とほぼ同時刻に到着。時期は8月初旬。前回から数週間経っていますが、まだまだ暑くて明るい。

 

高尾山口から栄茶屋までの道

栄茶屋 本店の店の前

駅から歩くこと5分。今回は【栄茶屋 本店】で夕食。事前リサーチで、ここでは「自然薯の蕎麦」が有名とのこと。

 

栄茶屋の麦とろ膳(そば付き)

【16:41】今回もまた時間が時間なのか、店内は空いてました。並ばずに入れるのは本当に嬉しい。

私は「麦とろ膳(そば付き)」を注文。「自然薯(じねんじょ)」は「長芋」の一種とのことですが、「とろろ」を想像すると「全く別もの」。

色は灰色と茶色がかって、粘り気がとっても強い。

 

お品書きに自然薯の食べ方が書いてある

蕎麦を食べた後に、しめで麦ごはんに自然薯を混ぜて食べるそう。

味は…。「とってもとっても美味しい!!!」想像を超えた美味しさでした。粘り気と香りと味の組み合わせがなんとも言えません。

食べていた途中でも、「また来よう。」という話になったぐらい。

あまり、食べる機会の無い自然薯ですが、こんなに美味しいものだったのですね。

 

①本日は6号路から山頂へ スタート

栄茶屋から高尾山へ向かう道

【17:10】大満足の夕食を終えて、さあ、これから登山です。

 

高尾山のコースの看板

高尾山コース拡大図

前回は、登りコースが1号路だったので気がつかなかったのですが、コース一覧がのった看板がありました。

 

高尾山ケーブルカーのりば

さらに、目の前はケーブルカーとリフト乗り場。6号路へは、この左側の道を進みます。

 

6号路のスタート場所

少し進むと、分かれ道。左側に進むと「稲荷山コース」です。6号路はこのまま直進。

 

6号路のスタート付近

6号路のスタート付近はまだ舗装路。左手には川が流れていて、せせらぎが聞こえます。登り坂もそんなに急ではないですよ。

 

6号路の川

6号路川辺のタマ紫陽花

さらに直進してゆくと、右側の川のせせらぎの音が大きくなってきます。今の時期には「タマアジサイ」が見頃のようで、あちこちに咲いていました。

 

6号路の途中たくさんの地蔵

【17:19】川の流れを楽しみながら、さらに進んでゆくと左手にお地蔵様たち。周りの深い緑のおかげで、赤いずきんと前掛けが際立ちます。

 

6号路右側に水の流れが変わる

今度は川の流れが右側に変わります。

②6号路 登山道入口

本格的に山道となる6号路の入口

6号路の登山道がスタートする場所の拡大

【17:31】さらに歩いてゆくと、分かれ道。左手が6号路の登山道です。ここからは道は舗装されていません。

 

足下の悪い6号路

このように、登り坂は急ではありませんが、岩や木の根で足下は悪いので「登山靴」を履いて歩くのをおすすめします。

 

6号路岩屋大師に到着

右側に「岩屋大師」。今回は、軽く遠目から眺めて先を急ぎます。

 

6号路の水の流れ
6号路小川の滝2つ
6号路の木に生えていた苔
木に生えている苔
6号路の木の根
6gouroの小川から小さい滝のような水が流れる

6号路は、その大半の道が川に沿っているので「せせらぎ」を常に聞きながら歩くことができます。水の透明度は高く、川の段差で出来た小さな滝のような流れがいくつもあり、湿気はあっても涼やか。

また、木や石に鮮やかな苔が広がります。木の根が這う様に地面を覆い尽くす道も多いので、歩く時に注意が必要ですが、これもなかなか見応えあり!

 

③びわ滝への分かれ道 今回は立ち寄らず

6号路分かれ道ーbiwataki

【17:53】しばらく進むと、また分かれ道。右に進むと「びわ滝」。今回も、なるべく日のあるうちに頂上まで辿り着きたいので、左の6号路に進みます。

 

 

6号路にベンチが並んでいる
6号路にまたベンチが2つ並んでいる

この辺りから、ベンチが用意されている場所が幾つか出てきます。休憩するのにありがたい。だんだん、暗くなってきました。人にはほとんど出会いません。

 

6号路の橋を渡っている人

木の橋を渡ります。

 

6号路の沢のそばにベンチがある

川に近づける場所。ベンチで休憩もできます。

 

6号路の沢に下りられる場所

写真に撮ると、水が流れているのがわからないほど、透明な川。

 

6号路にある看板

6号路の硯岩

こういった情報が書かれた看板が、登山中にいくつもあります。しっかり読むと「昔むかし高尾山は海の底でした…。」えー!!驚くべき事実!

今まで、素通りしてきたけれど、しっかり読むと面白い情報が得られます。

 

④大山橋に到着

6号路の大山橋

【18:24】大山橋に到着。この橋を渡ったところにもベンチがあります。そこでひと休み。

 

大山橋の先で休憩時に見上げた景色

休憩の時に空を見上げると…。鮮やかな緑に囲まれています。さらに日も暮れてきました。

 

6号路の木の根はう道のり

休憩後は一気に頂上まで。木の根が張った道が続きます。

 

⑤とび石の道

6号路の飛び石入り口

【18:47】「とび石」に到着。また2手に分かれますが、6号路は直進との看板あり。

 

6号路最後の岩のぼり

6号路の飛び石を歩く足

今までとは違った、登り坂。急な道ではないけれど、ちょろちょろと水が流れる道を石伝いに登ってゆく。足下は悪いので注意が必要。

 

⑥果てしなく続く木の階段から5号路を経て頂上へ

6号路木の階段のはじまり

【18:53】とび石の道が終わると、今度は木の階段が現れます。

6号路木の階段がまだまだ続く

すぐに終わると思っていたら…。登っても登っても、終わらないー!。6号路はここが一番の難所!汗をたくさんかきました。

 

6号路木の階段を登りきったところにベンチ

木の階段をやっと登り終えると、日も暮れて辺りはもう薄暗い。

 

5号路を通り頂上へ

5号路を経由して頂上に進む頃には、さらに暗く。

 

⑦頂上到着

頂上についた時の空

【19:07】頂上に到着!その時のそらのいろ。飛行機雲も。日が暮れて頂上の目印を写真に撮るのを忘れてしまいました。

 

頂上から富士山を見る

今日は富士山は見えず。残念だけれど、頂上からのの景色はいつもキレイ。

 

頂上からの夜景

20分ほど休憩してから下山。この時にはもう夜景が楽しめます。頂上に人はほとんどいません。

 

⑧頂上から1号路で下山

下山時は真っ暗

【19:27】下山をはじめると、頂上から薬王院までは街灯もないので、本当に真っ暗。ヘッドライトや懐中電灯は必須です。

 

夜の薬王院内

夜の薬王院本堂

夜の薬王院の街灯

【19:42】頂上から薬王院までくると、ここには所々街灯があり、明るさにホッとします。薬王院からケーブルカー乗り場までの道のりも、街灯があって安心。

 

ケーブルカー乗り場の前から夜景

【20:02】ケーブルカー乗り場の前からも夜景が楽しめます。ここで最後の休憩。暑さはあまり感じません。ケーブルカー乗り場から1号路で下山。ここから先は街灯も無く、ライトが必要。ライトが無いと、目を凝らしても真っ暗で何も見えません。

 

1号路のふもと側出口

【20:37】1号路の夜間下山は2度目。ひたすら急な坂道を下ります。この間は、真っ暗闇なので写真はありません。街灯が見えてくると駅も近い。

 

高尾山の夜のケーブルカー乗り場

ケーブルカー乗り場には、まだライトが付いています。

 

夜の高尾山口駅前

【20:43】駅に到着。人はほとんどいない時間。今日も楽しかったけれど、駅に着くとどっと疲れが出てきました。今夜は良く眠れそう。

 

まとめ

登り6号路ー下り1号路 おおよそのタイムライン

STEP.0
スタート
 
STEP.1
約20分
スタートから6号路 登山道入口まで
STEP.2
約20分
登山道入口から、びわ滝への分かれ道
STEP.3
約30分
分かれ道から大山橋まで
STEP.4
約25分
大山橋からとび石まで
STEP.5
約5分
とび石から木の階段まで
STEP.6
約15分
木の階段から5号路を経て頂上まで
STEP.7
約30分
頂上からケーブルカー乗り場
STEP.8
約35分
ケーブルカー乗り場から1号路で下山
STEP.9
ゴール

 

スタートからゴールまで、休憩時間も全部入れたら【約3時間半】

トータルでかかった時間は、前回の1号路とほぼ同じ!

 

前回の1号路メインの夜間登山も楽しいものでしたが、今回の6号路はまた全く異なるコースでした。

コースのほぼ大半に川が流れているので、川のせせらぎを聞きながら登ることができます。これは、本当に気持ちがよい!

今の季節はタマアジサイをたくさん見ることもでき、緑の苔や木の根も立派で、自然を十分に味わえます。

夕方からの登山は、なるべく日が出ている間に頂上まで辿り着くように、登りは少し急ぐことにはなりますが、人で混雑はしておらず、また夜景もゆっくり楽しめて、静かに登山を楽しみたい方にはおすすめ。

私は、人ごみが苦手なので「高尾山の夕方、夜間登山」が本当に気に入っています。

 

登る時間をずらして、いつもの高尾山と違った雰囲気を味わってみませんか?

 

注意
日が完全に落ちた後は、ライトは必須。下りは舗装道の1号路がおすすめ。それ以外は足下が悪いので危険です。

 

また、夏の間に別のコースにチャレンジします!

 

それでは、今日もすてきな一日を。

 

※第一弾はこちらから

高尾山からの夜景【初心者OK】夏の高尾山で夜間登山 夜景もキレイでおすすめ!

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