こんにちは、ハルです。
8月も下旬だというのに、まだまだ暑い日が続きますね。
外に出るのも億劫になるほどの気温の高さですが、そんな時こそ「涼」を求めて「檜原村」に滝を見に行きませんか?
檜原村は東京西部に位置する村なのですが、なんと面積の93%を森林が占めます。
そして50を超える滝があり、滝好きの方には絶好の場所。
東京とは思えないほど自然に溢れ、疲れた心が癒されること間違いなし!
今回は、そんな檜原村で「滝めぐり」をしてきました。
この記事の内容
檜原村 事前準備編
檜原村の基本情報
ここがポイント
- 東京多摩地域西部に位置する、島を除く東京都唯一の「村」。
- 最寄り駅はJR武蔵五日市駅。そこから路線バスで20分ほど。都心からわずか2時間足らずのアクセス。
- 面積の93%を森林が占める、山に囲まれた自然豊かな場所。
- 50を超える滝がある。
参考 檜原村について檜原村観光協会
持ち物
ハイキングぐらいの持ち物で。
- 飲み物 1人1.5リットル(自販はあまりないので注意)
- タオル(汗を拭くのに必要)
- 虫除けスプレー(夏は必須!ハッカスプレーを作っていきました)
- 行動食(簡単に食べれるおやつ。飴やナッツなど、疲れた時に)
- 防寒具(念の為。着ませんでしたが。)
- ごみ袋(ゴミの持ち帰り用)
服装
季節は夏・8月下旬
- 速乾Tシャツ(ランニング用)
- 速乾ショートパンツ&スパッツ(ランニング用)
- 薄手の長袖パーカー(「菅平の滝」に行く時は必要)
-
靴(「菅平の滝」に行く時は登山靴が必要)
- 登山帽子
コース
「滝めぐりマップ」を参考に
- スタート➡13.三頭大滝➡11.夢の滝➡12.菅平の滝➡10.九頭竜の滝➡9.竜神の滝
参考 【PDF】檜原村 滝めぐりマップ 檜原村ホームページ
今回は、「檜原 都民の森」の中にある「三頭大滝」からスタートしました。「檜原 都民の森」へはJR武蔵五日市駅からバスが出ています。
本数は少ないので注意が必要。
私たちは、バイクを使っての移動です。
いざ!檜原村 滝巡りへ
その前に…。寄り道して、まずはお昼ごはん
「滝めぐり」をする前に、まず腹ごしらえ!奥多摩にある釜飯で有名な「なかい」へ。
檜原村へはバイクで30〜40分ほどかかる場所で、結構遠いのですが奥多摩へ行く際には1度は訪れたいお店です。
入口から雰囲気ある佇まい。古民家でいただく釜飯は、味も雰囲気も文句のつけようがありません。土日は並ぶ覚悟が必要ですが、そうまでしても訪れたくなるお店です。
今回は土曜日の開店11時に間に合うよう到着しましたが、すでに何人もの方が並んでいました。
「山菜おこわセット」は山菜おこわ、水炊き、こんにゃくの刺身、漬け物とおまんじゅう付き。
見た目はそんなに多く感じませんが、意外にも結構量が多く、最後のおまんじゅうを食べる頃には、いつも満腹になり、身も心も満たされます。
毎回、焼き魚(今回は鮎)も一匹頼みます。
良い塩加減で身も皮も美味しくしっぽまで食べきり、完食!
到達難易度
滝に着くまでの目安
- ★ 道路沿いや整備された遊歩道で距離は短い(徒歩20分以内)。
- ★★ 多少距離はあるが整備されている(徒歩1時間)。
- ★★★ 整備が行き渡っておらず途中危険を伴う所。
13.三頭大滝
到達難易度 ★
- 「檜原 都民の森」の中にある。
- 「檜原 都民の森」駐車場から徒歩20分前後。
- 秋川水系では高さ35mと最大の滝。
「三頭大滝」は、「檜原 都民の森」の中にあり、到達難易度も高くなく簡単にたどり着ける滝。
「檜原 都民の森」の入口で標高は約1000m。バイクで登ってきましたが、すでに少し涼しい。
「檜原 都民の森」までの登り道はロードバイカー?にとっては「聖地」と呼ばれているらしく、自転車に乗った方が多い。
バイクでもかなり長い道のりだったけれど、そこをロードバイクで登ってくるとは!驚くばかりです。
ハイキングコースがいくつかあり、三頭山をまで登山を楽しむコースも。
先週このコースを楽しんだので、詳細はまた今度ご紹介します。水も緑もキレイで余り混雑もしておらず、本当にオススメの場所。
ここが入口。坂道が続きます。入口辺りの道は舗装され歩きやすい。
「三頭大滝」まで、途中から木材チップが敷かれており、森林セラピーロードとして快適に歩くことができます。
匂いもいい香り。
「三頭大滝」はこの「滝見橋」(吊り橋)から見ることができます。
高さ35mもあるので、とても迫力があり神々しさを感じます。
音やしぶきも含めて、見たままを全て写すことができないので、壮大さを伝えるのはなかなか難しい。
この一体は秘境に近い環境であったところを「檜原 都民の森」の完成によって、誰でも気軽に行ける滝になったとのこと。
11.夢の滝
到達難易度 ★
- 数馬バス停から徒歩約30分。
- 「檜原 都民の森」までの間にある奥多摩周遊道路から望むことができる。
- 岩の上を簾のように滑っているさまから、「滑滝(ナメタキ)」と呼ばれていた。
滝ごとに説明看板が立っている場合が多い。さすが「滝の村」。
三頭沢の開口部にある約19mにおよぶ美しいナメ滝。もともと、木々に囲まれた滝が周遊道路の建設によって滝の下流部は埋まってしまったとのこと。
「檜原 都民の森」まで行く途中の道路沿いにあるので、バスの中からでも見えるはずですが、気づかず通り過ぎてしまうかも。
徒歩か車、バイクで訪れ、ゆっくり楽しむのがオススメ。
この日は前日が大雨だったので、水の量は多く流れも早い。本来は滑るように穏やかに流れ落ちる滝とのこと。
一筋の流れではなく、幾つもに分かれて岩沿いに流れる様子が美しく、「三頭大滝」とはまた違う風情。
階段を使って、少し下まで行けますが、滑りやすいので注意が必要です。
12.菅平の滝
到達難易度 ★★★
- 「夢の滝」から武蔵五日市駅方面に100m程下りた右手山側に入口あり。
- 入口から徒歩約15分。
- 整備されていない道の為、登山靴と長袖長ズボンで。
- 深いふちを持つ2段の大ナメ滝。
「夢の滝」から100m程道路沿いに下ります。目立った看板などは無いので少し迷いました。
右側に少し進むとこのような道標が。都民の森方面に登る旧道とのこと。
入口あたりは、何となく道とわかる状態だが、足場は悪い。
左手にはきれいに並んだ木々。
右手には先ほどの「夢の滝」が見下ろせる。
足場は引き続き悪いので、登山靴は必須。
途中、簡易的な橋があるが一人ずつ進んだ方がよさそう。
さらに、進むと左手に滝が。名もない滝でも十分きれい。
徐々に、けもの道を進むかのような状態。草木が生い茂り、かき分けて進むので、半袖や半ズボンは避けるべき。長袖、長ズボン必須。
前日の大雨のせいか、この看板が道に無造作に落ちていました。
本来はこのあたりから見下ろすだけにするよう、パンフレットに記載があります。
せっかくなので、左側の川沿いに下りてみることに。
かなり、急な場所で斜面の石も不安定なので危険です。
「菅平の滝」。流れも早く、高さは余り無いが、音と水しぶきの迫り来る迫力に圧倒されます。
水の流れがとても早く、足場も滑りやすいので、あまり近づかず遠目から楽しみました。写真も望遠です。
10.九頭竜の滝
到達難易度 ★
- 数馬バス停から徒歩約10分。
- 落差は約10m。
- 長野県戸隠村から九頭竜神社を分社建立してから、その参拝者が滝にうたれて身を清めるようになったことから、この名がついた。
道路沿いから見えるように「九頭龍の滝」の看板あり。迷いません。
道路から木造の階段を下ります。
川には木橋もかかっています。
先ほどの木橋から左手側に「九頭龍の滝」。
橋を渡りきったところから、撮った画。勢いがある場所と、川となってゆるやかな水の流れのコントラストが美しい。
水の透明度は非常に高く、底の岩や石まではっきり見えます。
9.竜神の滝
到達難易度 ★
- 温泉センターバス停から徒歩約2分。温泉センター「数馬の湯」の100m下手。
- 高さ18m。
- 大蛇が動物を捕らえるために、滝壺から立ち上がる様が龍の姿に見えたという逸話を残す。
道路沿い、目立つところに看板あり。
竹の手すりをつかみながら、階段を下っていきます。
階段を下った先には、幅広めの川が。
「竜神の滝」はこの川を渡った先にあります。
木橋を渡りますが、この川のきれいなこと。
木橋から上流側を撮った写真。この画よりも何十倍も美しい風景でした。
木橋から下流側を撮ったもの。こちらは、よりなだらかに。
緑に囲まれ、せせらぎを聞き、ここだけでも十分に癒されます。
川に架かる木橋を渡ったすぐ先に、高さ18mもの大きな滝が。
幅は細いが高さがあり、イメージとしては「修行僧」が打たれているような滝。
滝の至近まで近づくことができるので、マイナスイオンをたくさん浴びることができます。
近くのきれいな川とセットで楽しむことができ、アクセスも良いので「The 滝」を求めている方にはオススメ。
まとめ
今回行った滝の「到達難易度」
- 三頭大滝 ★
- 夢の滝 ★
- 菅平の滝 ★★★
- 九頭龍の滝 ★
- 竜神の滝 ★
檜原村で「滝めぐり」をするまでは、「滝」というと、一通りのイメージしかありませんでしたが、形状や雰囲気など全く異なる様々な滝に出会い、その魅力にハマってしまいました。
「音」「しぶき」「せせらぎ」など五感をフル活用して、その魅力を感じられるからかもしれません。
今回訪れた滝は、到達難易度の低いものが多く、お手軽に楽しめるのもポイント。
文章や写真だけでは伝えきれない「迫力」や「美しさ」を是非実際に体験してみてください。
他にはない「癒し」をお約束します。
それでは、今日もすてきな一日を。
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