こんにちは、ハルです。
今回は「御岳山」の基本情報の【前編】に引き続き、パワースポットをめぐった【後編】のご紹介。
「御岳山」は登山初心者でも大丈夫な山と言われていますが、想像以上の急坂もあり、甘く見すぎてはいけません。
調子に乗らず、休憩は計画的にとりましょう。
それでも「霊山」と言われるだけあり、至る所で信仰を感じさせる雰囲気たっぷり、見どころたっぷりの登山でした。
※【前編】はこちらから
【御岳山】登山初心者でも癒される!関東日帰りパワースポット(前編)※ケーブルカーを使わずに御岳山に登るときは?
【御岳山】ケーブルカーを使わない時の所要時間やコースは?初心者でも登れるの?
御岳山 パワースポットめぐり
御岳山駅から長尾平まで
御岳山駅からすぐ近くに、このような大きな案内図があります。
歓迎され、ゲートをくぐってしばらく直進。
他の山にはない看板。ペットをつれて歩く方も多く見かけました。
まだまだ平坦な道で歩きやすい。景色もよく見えます。
このような目印が所々にあり、地図を見なくても迷いません。
立派な茅葺き屋根。
ここは平成元年に東京都有形文化財に指定された「馬場家御師住宅」、宿坊の一つ。
シシトウやインゲンが売られています。みずみずしくて美味しそう!
平坦な道から急な上り坂に。
急な登り坂の途中で「神代ケヤキ」と出会いました。
樹高約23mのご神木。樹齢は1000年とも言われ、国の天然記念物に指定されています。
商店街に着きました。お土産を買えたり、食事を食べるところもあります。
「わんちゃんと一緒」に入店可能なお店も。
さらに直進。今回は武蔵御嶽神社には行きませんが、この階段を途中まで登ります。
手洗い場には、ペット用の水場も用意されていました。
もう少し登ります。
階段の途中で分かれ道に。
今回はロックガーデン方面へ行くため、左側に。まっすぐ登ると「武蔵御嶽神社」へ行けます。
「長尾平」に着きました。十字路の分かれ道。
「七代の滝」へ行く前に、「展望台」へ寄り道することに。
長尾平の茶店から展望台
「長尾茶屋」。木のテーブルやベンチが複数あり。
散策はまだ始まったばかり。休憩はせずに「展望台」に進みます。
ヘリコプターの離着陸場というだけあって、開けた広場。ゆっくり休憩している方もいましたよ。
見晴らしが良くて、空も広い。きもちいい!
「展望台」まではもう少し。広場を抜けて、さらに進みます。
「展望台」に到着。東屋になっていているので、座りながら景色も満喫。
しばらく時間を忘れてこの景色に身を委ね…。
遮るもののない「長尾平の展望台」からの見晴らしは本当にすばらしい!
七代の滝へ
「展望台」で景色を満喫したら、「長尾平」の分かれ道まで戻ってきました。
次は「七代の滝」へ行くため、石の階段をひたすら下ります。
ひたすら坂を下り続け、ふっと周りを見渡すとまっすぐな木々に囲まれていました。
想像以上に急坂が続き、下りといえどけっこう辛い。ここはゆっくり休憩もはさんで歩きましょう。本日一番の疲れ所。
足下はこのような「木の根」が這っているところも多く、つまづきやすいので注意。
長ーい急な下り坂が終わると、きれいな沢が。やっと坂も終わって、ほっと一息つきました。
沢を抜けると大きな岩の横を進みます。足下は濡れていて滑りやすい。
「七代の滝」に着きました!
大きな岩に囲まれた、神秘的な場所。滝の音と水の流れが急坂に疲れた身体を癒します。
足場はとても悪いので、滝の近くに行く時は注意が必要。
天狗岩
「七代の滝」でしばらく休憩したら、次は「天狗岩」に向かいます。
すごい、急な階段! けっこうな長さがありますので、ゆっくりと登りましょう。
急な階段を登り終えたころ、こんな立派な木の根が。その姿に圧倒されます。
「天狗岩」に着きました。
「やっと着いた〜」と写真を撮っていると、「天狗岩」に夫が登り始め…。
私も呼ばれましたが、なんだか怖いのではじめは拒否。
しつこく呼ぶので、仕方なく登り始めると…。ここにもすごい「木の根」。鎖を使い、我を忘れて登っていました。
「天狗岩」の頂上に「天狗様」。
けっこう高さがあるので、下を見ると足がすくむ〜!
下から見た「天狗岩」。遠くから見ると、天狗が上を向いたかたちをしているのでこの名が付いたとのこと。
それにしても、見たことの無い大きな岩でした。
ロックガーデン
「天狗岩」を登ってアドベンチャー気分を楽しんだら、次は「ロックガーデン」へ。
「ロックガーデン(御岳岩石園)」は昭和10年に東京都緑地計画に基づいて、渓流と露岩などを利用して造られた1500mほどの遊歩道。
清流を縫うように渡り石をたどって、右へ左へと歩いてゆきます。沢の水もきれいで、水の音を聞きながらの散策は心地よい。
そして、他の山との違いは「大きな岩」でしょうか?このような岩に囲まれた沢沿いを歩くのは初めてです。
沢沿いを登ってゆくと、東屋とトイレに着きます。沢の水音聞きながら休憩しましょう。
トイレもありますが、正直ちょっと暗くて怖かったので我慢してしまいました。この先、綾広の滝から天狗の腰掛け杉の間には綺麗なトイレがあります。
綾広の滝
先ほどの休憩所から、少し進むと「お浜の桂」と「綾広の滝」に到着。
「お浜の桂」は、樹齢300年、樹高38mの大木。大きな岩と相まって迫力があります。
「お浜の桂」のすぐ隣には「綾広の滝」。
約10mから流れ落ちる滝。右奥には汚れを清める神、祓戸乃大神(はらえどのおおかみ)が祀られています。
檜原村で「滝めぐり」したことがありますが、そこの滝ともまた異なる雰囲気。
今も滝行の場として使われているとのことで、周りの雰囲気も相まって「神々」を感じるような厳かな空気が漂っています。
まさしくパワースポット!!
天狗の腰掛け杉
「綾広の滝」を上から望む道を登り、「天狗の腰掛け杉」へと進みます。
しばらく進むと分かれ道。反対側に行くと「大岳山」方面。いずれは登ってみたい山ですね。
「天狗の腰掛け杉」へは御嶽神社方面へと進みます。
今までとはうって変わって、平坦で緩やかな道が続きます。よかった〜。
「奥の院口便所」。先ほどロックガーデンのトイレが怖くて入れなかったのですが、こちらはとってもキレイ。使いやすいトイレでした。
まだまだ平坦な道は続きます。歩く道が急坂でないと、同じ距離でも本当に楽ですね。「七代の滝」への道が、長い急坂だったので帰りを心配していましたが、ここでひと安心。
「天狗の腰掛け杉」に着きました。見て下さい!この巨木。
その高さは約60mで幹周約6.5m。写真にその迫力がおさまり切らないのが残念!実際に見ると、本当に天狗が腰掛けている絵が浮かんでくるような、力強い生命力を感じ取れます。
先ほどの「綾広の滝」と同様に、たしかに「パワースポット」であることは間違いなし!
レンゲショウマ
「長尾平」まで戻ってきました。「綾広の滝」からここまでは、穏やかな道が続いて楽な散策です。
日も少し陰ってきましたが、せっかくなので「レンゲショウマ群生地」へ寄ることに。
時間も遅くなり、人影も見当たりません。
ぽつぽつと咲く「レンゲショウマ」を見れました。ただ9月初旬だったので、一番の盛り時期は過ぎていたよう。
こんどは、真っ盛りの時期に訪れたいものです。
「ケーブルカー」の時間もあるので、「御岳駅」に急ぎます。
ゴール 御岳山駅
御岳駅に到着するころには、すっかり日も傾いていました。
最後の方はケーブルカーの時間の兼ね合いもあり、急ぎ足で歩いたので、駅に着くとどっと疲れが…。
おつかれさまでした。
まとめ
スタートからゴールまで、昼休憩時間も全部入れたら【約4時間30分】
パワースポットの宝庫「御岳山」。
もっとサクサクっと進めると思いきや、急坂もあり、体力はけっこう消耗します。登山初心者の方でも楽しめますが、休憩は適時取った方がよさそう。
特に「長尾平」から「七代の滝」までの急坂は気をつけて。あまりの坂にバテている方々もお見かけしました。
ただ、それさえ切り抜ければ、絶景、滝、巨岩、沢沿いの遊歩道、大木など「みどころ」はたくさん。
他の山とはひと味違い、「神々」を至る所で感じられる場所なので、癒しとパワーをもらえるはず!
今度はケーブルカーを使わずに登ってみようか、検討中。
何度も来たい、お気に入りの山になりそうです。
それでは、今日もすてきな一日を。
※【前編】はこちらから
【御岳山】登山初心者でも癒される!関東日帰りパワースポット(前編)※ケーブルカーを使わずに御岳山に登るときは?
【御岳山】ケーブルカーを使わない時の所要時間やコースは?初心者でも登れるの?※高尾山や三頭山も気軽に楽しめます
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